散らかった机から生まれる小説と、整った机から生まれる小説。机を「整える」ことで始まる執筆の極意。

散らかった机から生まれる小説と、整った机から生まれる小説。机を「整える」ことで始まる執筆の極意。

🎉小説

🖊️池ちゃん

皆さんこんにちは。池ちゃんこと、辻本恭介です。私が住んでいる地域は夕方になろうとしていますが、曇天といったところです。雨も降りだしそうな雰囲気があります。

さて今回は散らかった机vs整った机というテーマで記事を書こうと思います。皆さんは普段作業をしている机は散らかっていますか?それとも整っていますか?かくいう私は散らかった机も整った机も経験しています。一般的に部屋においても仕事のデスクにおいても「整った」方が良しとされていますが、今日はそこに切り込んでお話をしていこうと思います。

かつては散らかった机だった

まず大前提としてかつて私の作業環境は劣悪なものでした。いかんせん片付ける能力が低く、酷いものでした。とにかくモノが多い。机の上はカオス状態です。何が必要なモノで何が不必要なモノかも分からない。この状況で執筆していたのですが、良い文章が中々思いつきませんでした。

その中で書いた小説は何本もボツを連発。インターネットに出せる状況ではありませんでした。辻本恭介として作品を出す前の事です。カクヨムでも作品を出していない頃ですが、今振り返れば作品を出せる環境じゃなかったのではないかと思います。

大学で書き始めたら良い作品が生まれた

辻本恭介を名乗り始めた頃は当時はまだ大学生でした。大学生だったので、当然大学に行きます。当時は小さなノートパソコンを持っていたため、大学に持って行っていました。

大学の昼休みに食堂兼自由に居座れる比較的綺麗なテーブルが沢山ある空間があり、そこで執筆を何気なく開始しました。するとビックリするぐらい集中でき、サクサクと作品を書く事が出来ました。こうして私の処女作である「私が愛した人は秘密に満ちていました。」の連載が開始されます。

モノを手放すという思想に繋がってくる

大学で小説を書くようになってから徐々に分かってきました。家では作れず、大学で書ける理由。それは、机にある情報量の違いであると徐々に確信を持っていく事ができました。大学で執筆している机は家とは違ってモノがないです。スマートフォンとマウスとノートパソコンというシンプルな構成です。これが、良い影響を与えているのではないかと思うようになりました。

家のモノを断捨離する事とした

これはモノが多すぎるからだと感じ、断捨離を開始しました。また、ポイントとして収納しているモノの上に100均で買った布で覆いました。これは目に入ってくる情報量を減らし、埃も防止するというちょっとしたライフハックです。

断捨離していて思ったのは「これって何で買ったんだろう」というモノが多かった事です。モノを買った当初は必要だと思っていたとは思いますが、時間が経って考えてみると「要らないよね?」というモノが多かったのです。

断捨離すると部屋がワントーン明るくなった

嘘みたいな話ですが部屋がワントーン明るくなりました。これは本当です。原理は分かりませんが、部屋が明るくなるんですよね。元々住んでいた部屋が壁も床も白っぽかったのでモノが減った事で白い面積が増えたのかなと思っています。

結局モノは多い方がいいのか少ない方がいいのか

結局どっちなのかと思ったのですが、結論モノは少ない方がいいと思います。モノがある事は豊かな証拠ではありますが、多すぎると逆効果である事が私の中では結論として出ました。少なくとも小説を書くという行為にとっては、です。小説って文章を紡がなければならないので、どうしても頭をクリアにする必要があるんですよね。

恐らく頭をクリアにするという観点で考えるとモノは少ない方がいいという結論になりました。そして今は引っ越しましたが、モノをそもそも買わないという思想で過ごしています。モノが少ない生活に慣れてしまえばなんてことはないですね。

まとめ

「散らかった机から生まれる小説と、整った机から生まれる小説」と題して今回は記事を書いてきました。結論整った机の方がアイデアは出やすいという体験談を書いていきました。よく親から「片付けなさい!」と小さな頃に言われていましたが、これは理にかなっていたという事です。これからも少ないモノに囲まれて執筆を続けていきたいと思います。