皆さんこんばんは。私が住んでいるところは夕方になってから雷がゴロゴロと鳴っています。Yahooニュースから線状降水帯の発生の速報がきたりと、天気は不安定な状態が続いています。
さて、今日4つめの記事になりますが、今回は音楽です。私が好きな音楽について、ガンガン深堀りをしていこうと思っています。今回紹介するのは、ハヌマーンで「若者のすべて」という楽曲になります。
まずは聴いてみよう
という訳で、どんな楽曲か聴いてみましょう。
はい、という事で聴いて貰いました。とてもストレートなロックソングになっていますね。心地よい8ビートに鋭角なギターサウンドが特徴だと思います。個人的には夏に聴きたい楽曲だなと思いました。何というか、疾走感がとても夏という季節にマッチしていると思うんです。エモーショナルな気持ちになります。
オルタナティブなロックサウンド
ジャンルでいうとオルタナティブロックかなと思います。ギターの音作り的にはナンバーガールを意識しているのかなと思いつつ。とても青春の香りがするソングがハヌマーンには多い気がします。
イントロのベースラインは独特だなと思いました。ありそうで今まで無かったコード進行だなと思いました。というより、イントロはコードという概念がありません。ベースのルート音とギターリフの組み合わせなので、コードを形成している訳ではないところは注目ポイントです。
歌詞の世界観
ハヌマーンの魅力は歌詞にもあります。若者のすべてでの歌詞では下記が印象的です。
随分と長い間待たせた侘びに
理想でも土産に持って行こうかい
(引用元:AWA)
歌詞が何というかとても文学的ですよね。これは個人的な解釈ですが、長い間夢を追いかけて待たせてしまったから、夢を叶えて理想を土産に持って行こうかい。という風に言っているのではないかなと思います。
曲の展開が秀逸
個人的には曲の展開が秀逸だなと思いました。ラスサビの前で一旦テンションを落とすのですが、ハイハットは刻み続けていて、そこまでガッツリテンションを落としきっていないというところです。ラスサビへの橋渡しをしているなと思い、とても緻密に計算されているんだなと思いました。
また、ギターやベースのリフは繰り返されているが、ドラムパターンを若干変えていたりして、リスナーを飽きさせない工夫が凝らされているなと思いました。結構ドラムにはギミックが込められていると思います。
まとめ
ハヌマーンの曲は基本的には「夏」だったり「青春」がテーマに鳴っている事が多い気がします。この曲を聴きながら真夏の歩道を歩くのが個人的にはぴったりだなと思っています。また、歌詞がとても文学的で、まるで小説を読んでいるような感覚になるのもポイントですね。それでいて、曲はストレート。間接的や抽象的な表現をしているリリックとは相反する側面を持っています。皆さんも是非、他のハヌマーンの曲を聴いてみてください!
